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北の国を行く-4 [旅]

2011年10月20日(木)

白金温泉・パークヒルズホテルの朝、ゴトゴトという音で目が覚めた。
妻はもう起きていて、プリプリ怒っている。
理由は、昨夜一晩中エレベーターの音で眠れなかったというのだ。
僕らの部屋は、エレベーターの隣である。
朝食に行く前に、彼女は、スースー言って、フロントに向かった。
で、今日も宿泊するので部屋を変えて欲しいと苦情を言った。
僕らは、このホテルに2泊の予定なのである。
フロントは、快く部屋の変更を承諾してくれた。

今日のメインは、旭岳のハイキングである。
ホテルを出るとすぐ、両側に白樺林の道が続く。
気分は爽快!

まずは、沿道の「青い池」散策!
雲ひとつない青空の下、散策路を歩く。
暖かくて、上着も脱いで、歩いていると、
スケッチの途中で、おにぎりを食べているご夫婦に出会った。
その微笑ましい雰囲気につい声をかけてしまった。
旅先でフトであった人たちとの談笑も、旅を一層豊かな気分にしてくれる。

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池を半周したら、川に出た。
川原を鹿が一頭渡って行った。
写真、写真!」と妻が大騒ぎするけど、鹿など撮影する気になれない。
鹿に悩まされている僕にとっては、鹿など蹴飛ばしてやりたい気分だ。

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とりあえず、交互に記念写真!

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青い池を後にした。

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目指すは、旭岳。
途中の綺麗な紅葉を眺めながら走る。
トラクターが畑の中に見えると妻は「トラちゃん、トラちゃん!」と言って
僕に停車命令をするのだ。

畑で働くトラクターの姿がかわいいといって、写真を撮るのである。
それも、行き過ぎたからバックしろのなんのと注文だらけ。
ある時は、バックしようとしたら、後ろが見えない!
なんと、すぐ後ろにトラックが止まっているのだ。
僕があわてて車を止めたので、トラックの運転手は、
さぞかしびっくりしたろうと思う。

が、どこかの地域のように、運転手が「バカヤロウ、気をつけろ!」
と怒鳴ったりしないのだ。
じっと待っててくれる。
こちらは、申し訳ない気分で一杯!
感謝、感謝です。

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旭岳ハイキングは、まずロープウェイで1,600mの姿見駅まで昇る。
駅についてみると、もうそこは積雪10cmほどあった。
で、長靴を借りて出発。

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妻はすたすたと登るが、僕はもう、必死!
なにしろ、肺気腫の上に肺がんの手術をした身なのだ。
おまけに、高地なので空気も多少薄い。
徒歩10分と書かれた第一展望台に着いた時は、もう苦しくて死にそう。
へたり込んでしまった!

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一周できるのだろうかと不安になった。
後で分かったのであるが、この最初が一番急なのぼりだったのである。
息を整えて、ゆっくりとマイペースで歩いた。

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噴煙の上がる様子を身近に眺め、姿見の池に向かう。

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反対側からやってきた同年代のご夫婦と出会う。
立ち話をしていたら、突然妻がそのご夫婦に「九州の人?」と聞く。
「福岡です。」という答えが返ってきた。
妻は、北九州市生まれなので、福岡弁を感じ取ったという。
それぞれ、どんな旅をしているのかの情報交換をして別れた。

姿見の池は、氷が張っていて、一部湖面が出ているところには
綺麗な旭岳の姿が映っていた。
本当に青い鏡のようである。

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で、ここでも交互に記念写真!

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ロープウェイで、下に下りてから、天人峡に向かう。
天人峡を一回りして、美瑛に引き返した。

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宮沢賢治の名作「セロ弾きのゴーシュ」が店名の由来と言うカフェ。
「Gosh」で遅い昼食を取った。

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食事が済むと、もう日が傾き始めていたので、
近くの「四季彩の丘」に出かけた。
晩秋の四季彩の丘の風景を眺めながら、お店の中を散策!

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2~3台しか車のない、影がなが~くなった駐車場を歩いていたら
めちゃボロボロのランドクルーザーが、体をゆすってエンジンをうならせていた。

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ドアの下部は、錆びてぼろぼろなのだ。
ナンバープレートをふと見ると、色あせた文字「滋」が目に入った。
滋賀県ナンバーなのだが、この車で・・・・と眺めていたら
助手席にいた婦人が、笑顔でこちらを見ている。
やがて、ドアのガラスを下ろした。

で、僕らも話しかけてみた。
北海道で獣医をしている息子さんと大阪からやって来た母親だという。
息子さんとこが、あまり居心地が良いので、もう1ヶ月以上居るという。
「大阪に帰りたくない!」という。

車は、ご主人が滋賀県勤務のときに買ったもので、もう35年になるという。
今は息子さんが愛用しているという。
「この車を見て、みんな笑う」と自慢話のように話してくれた。
よほどこのボロ車がお気に入りのようである。
まあ、とにかくボコボコと帰っていった。

駐車場の向かいに「ランチカフェ 風」というカフェがあったので、出かけた。
僕らの店も「カフェ&ギャラリーkaze」なので、なんか親しみを感じたのだ。

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ところが、このカフェは"カゼ"ではなく"フウ"だというのだ。
神戸から10年ほど前リタイヤして移住してきたというのだ。
何度も北海道に来て、この土地を購入し、
ログハウスは、自分らも一緒に建てたというのだから驚きである。
ビーフは、神戸から仕入れているという。
まあ、とにかくご馳走になり、帰途に着く。

ホテルに帰って、新しい部屋に入って、びっくりした。
昨夜の部屋とは、えらく違って、広いし豪華!
もしかしてスイートルームと思った。
ホテルの人が気を使ってくれたようである。
妻もご機嫌!だった。


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